本書は初心者向けの株式投資の入門書です。 株式の投資を始めたい、興味があるけど知識が全然ない方向けに、全六章の構成で説明しています。 昔は、一生懸命会社で働けば、昇進・昇給も期待できていましたが、現代社会ではどうでしょう?定年廃止の流れ、少子高齢化がすすみ、昇進・昇給も見込めず、会社の統廃合により、いつ職を失うか分からない、いつ自分が首切りの対象になってしまうのか分からない不安定な世の中です。 副業として、第二のビジネスとして、学生でも始めやすく人気の高い「株式投資」ですが、ギャンブル性や専門知識の多さから、無知識で始めるのはとてもリスクが高いです。本書では、無知識からでも基本的な専門用語の理解とメリット・デメリットの要点を掴める内容になっています。 第一章では、株式投資とは何かについての説明にはいります。 第二章と第三章では、株式投資の良いところと悪いところを紹介します。悪いところの紹介では、3つのリスクについて、説明します。これは、株式投資をはじめるにあたって、基礎の知識になりますので、必ず覚えていただく内容です。 第四章では、株式投資の種類(4つ)の紹介と説明にはいります。初心者として手を出すにはハードルが高いもの。逆に初心者が最初に挑戦したほうがいい投資方法を紹介しています。 第五章では、いよいよ投資をはじめる段階の内容です。ここでは、4つの分野(口座、入金、株式を買う、売る)に分けて説明します。 第六章は、株式投資でのリスクマネジメントを3つ紹介します。株の世界は、経済動向やニュースの話題内容によっては、思いがけない損失を被ってしまいます。下手をすると自己破産も十分にあり得ます。ここでは、その対策法を紹介しています。 本書をきっかけに「始めてみようかな」を思える気持ちに後押しできるものとなれば嬉しいです。お役立ち「ギュッ」と凝縮帆霞ブックス スキマ読みシリーズ